古都満喫

これぞ天平の甍・・・いえ、ふつうの瓦です。
          
今日は、半分遊び、半分仕事で奈良まちに行きました。
古い建物をリニューアルした料理屋や小洒落たカフェが
軒を連ねる街並みはじっくりぷらぷらしたい感じでした。
夕方になり「奈良ホテル」に立ち寄ったときに見た景色ですが
ちょっと重厚な感じになるかなあと瓦屋根越しに
「靄る生駒山系に射す光」なイメージで撮ってみました。
なぜか奈良で見ると雲まで優しい感じがします。
・・・ところで、その由緒ある奈良ホテルの廊下の何か所に
消火栓!?が設置されているのです。
消防法では規定面積ごとに消火器の設置が義務づけられていますが
奈良ホテルでは、壁に埋め込んで設置されていました
おそらく美観上か、古い建物なので廊下幅が広くなく
実用的にと工夫されたのかと思いますが
埋め込みスペースの上に全部の箇所に、全部にです!
ご丁寧に真っ赤に塗られた小型の<つるはし>が設置されていました。
ちょっと珍しいと思ったので記録用に撮ってみたのですが
返って目につくというか、安全性よりも違和感が残る。
いざというとき、赤いつるはしで消火器ケースの蓋を壊して消火器をとりだすのか
はたまたは閉じ込められた客室の扉を壊して救助侵入するのかっ!
と優雅な空間でそんな心配をしている私は何!?